ポイ活が怪しいとされる3つの原因は?詐欺にあった際の対処法を解説!
目次
ポイ活が怪しいと言われるのはなぜ?
ポイ活に対して「なんとなく怪しい」と思っている方をネット上に散見します。ポイントサイトはお小遣い稼ぎができるサイトですが、簡単にコツコツお金を稼げるため、怪しく思う方も少なくないようです。
ここでは、ポイ活を怪しいと感じる方が多い理由について見ていきましょう。
SNS(インスタグラム)の勧誘が怪しい
SNS上の一部の投稿や口コミが怪しいために、ポイ活自体を怪しいと感じる方がいます。例えば以下のようなハッシュタグを使って勧誘する例があります。
#主婦でも簡単
#副業
#ママ応援
#ママ友
ママ友やママ応援といった言葉そのものは怪しくありませんが、文面に「簡単に稼げる」といった表現や札束の画像があると、なんとなく気が引けるでしょう。
しかし、このようなハッシュタグを使って行われる投稿が怪しいのであり、ポイ活自体は怪しくないため安心してポイ活を行いましょう。
誇大表現の広告がある
広告の表現が間違っているものや誇大表現をしているものがあるため、怪しいと感じる場合もあります。
例えばネットサーフィンをしていると「おめでとうございます!!○○プレゼント」といった感じで、大量のゲームアイテムがもらえるかのような宣伝を見かけることがあります。
通常では手に入らないような数のアイテムをもらえると言われると、騙されてしまう方も出てくるでしょう。しかしこれらは釣りのための誇大表現であり、ポイ活を始めるのみではもらえません。このような誇大表現を含む広告の存在が、ポイ活を怪しく見せることがあります。
紹介制度(ダウン報酬)がある
紹介制度(ダウン報酬)があるため、マルチ商法のように感じる方もいるようです。紹介制度とは、ポイントサイトに登録するように知り合いに招待を送り、招待を受けた知り合いが登録したり何らかのアクションを起こすとポイントがもらえる制度です。
「招待するほどポイントが加算される」という仕組みがマルチに似ているため、怪しいと思うのも無理はありません。しかしマルチとは異なり、商品の購入にお金を払う必要はなく、紹介者も紹介された方にも紹介特典があります。
友達紹介制度には損をする人はいないため、健全な仕組みであるといえます。
ポイ活初心者を狙う詐欺事件の具体例
中にはポイ活初心者を狙った詐欺事件も存在します。実際に起こった詐欺事件の例を紹介します。
2018年に神奈川県警は、悪質なポイントサイトを運営していた複数人を詐欺、商標法違反の疑いで逮捕しました。このポイントサイトは、外食チェーン店や人気アニメの特典をエサにサイトに誘導して、別の事業者のアプリの代金を支払わせた疑いがあります。登録すると特典を受けられるように見せかけながら、実際には課金へと誘導していました。
怪しいポイ活サイトの見分け方
怪しいポイントサイトには、以下のような特徴があります。
- 課金を求められる(何らかの支払いが発生する)
- 換金条件のハードルが高い
- 運営元の実態がよくわからない
- サービスに関する口コミ情報が悪いまたは少なすぎる
上記に当てはまる場合、安全性が低い可能性があるため注意してください。少なくとも初心者の方は手を出さない方が良いでしょう。
安全性の高いポイントサイトの見分け方について知りたい方は「ポイントサイトは危険性が高い?安全性が高いサイトの見分け方を解説!」をご覧ください。
ポイ活で詐欺やトラブルにあったときの対処法
ポイ活で詐欺やトラブルにあってしまうことがあるかもしれません。その場合に重要なのは、すぐに適切な対応をとることです。泣き寝入りするのではなく行動してください。過去には、半年かかってポイントを獲得したという事例もあります。
ここでは、トラブルに巻き込まれたときの対処法を見ていきましょう。
運営元に問い合わせる
まずは運営元に問い合わせてください。問い合わせる際は、正しくポイントサイトを利用できていたか確認しましょう。ユーザー側にケアレスミスがあった場合は、サイト側に非はなく時間の無駄になります。
例えば、外出先の電波の悪い環境で広告を利用していて、途中でネット回線が切れたということがあるかもしれません。あるいは、ポイント獲得条件をよく確認せずに操作したため、実際にはポイント獲得対象外になっていた可能性もあります。
すぐに退会する
営業元に問い合わせた際に適切な対応がない場合は、すぐに退会するようにしてください。対応が適切でない場合、被害が拡大する恐れがあるためです。
通常のポイントサイトの場合は、不備があった場合すぐに謝罪します。仮にユーザー側に落ち度があった場合でも、丁寧に仕組みを説明してくれたり、話を聞いてくれたりするでしょう。
国民生活センターに相談する
もし運営元に連絡がつかない場合、国民生活センターに相談する方法もあります。日頃から消費者のこの手のお悩み相談を受けてきているため、役に立つ情報を得られる可能性があるでしょう。
相談は電話またはメールででき、連絡先は下記を参照してください。電話での相談時間は短いため注意しましょう。
電話番号:03-3446-0999
メールで問い合わせをしたい方は「消費者トラブルメール箱」をご覧ください。